迦具土

火の神

 伊邪那美と伊邪那岐が神生みで生んだ火の神。その火が原因で、伊邪那美は亡くなってしまう。火を扱う業者からの崇敬が高く、鍛冶業や焼き物業といった業者から高く崇敬された。また、火事を抑える役割として祀られることもあり、木造家屋が多い構造上、火事に敏感であったことが伺える。


祀られていっる神社

  • 秋葉神社(あきはじんじゃ)

 静岡県にあり、火まつりは毎年12月に火の用心、無病息災、心願成就を願って行われる。


標題

 迦具土は神産みにおいて伊邪那岐と伊邪那美との間に生まれた神である。火の神であったために、出産時に伊邪那美に火傷ができ、これがもとで伊邪那美は死去。その後、怒った伊邪那岐に十拳剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」で首を落とされ殺され、その死体や血から、また多くの神々が生まれた。 


関連する神様

伊邪那岐

 伊邪那美とともに日本の国土を生み出した男神。最古の夫婦神のひとつで、多くの神々を生み出したことから夫婦和合、縁結びの神様としても知られている。また、国土から自然といった世界を創り出していったことから殖産振興の神様として知られ、更には、歴史上はじめての禊をされたことから、厄除の神様としても知られている。

伊邪那美

 伊邪那岐の妻で、多くの神々を生み落としたことから、子宝や安産祈願の神として信仰されている。伊邪那美が祀られている神社では、ご祭神として伊邪那岐も一緒に祀られることも多い。また、伊邪那美は、黄泉津大神(よもつおおかみ)の別名を持ち、黄泉国、すなわち冥界の女王という側面も持ち合わせている。

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